頚肩腕症候群
頚肩腕症候群とは?
頚肩腕症候群は、首、肩、腕に痛みやしびれなどの症状が現れる状態です。原因が特定できない場合に診断されることが多く、特定の病気ではなく、症状の集まりを指します。
症状
- 首、肩、腕、手、肩甲骨周囲の痛みやこり
- 腕や手のしびれ、だるさ
- 首や腕の動かしにくさ
- 慢性化すると筋力低下や冷感が出ることも
- 頭痛が起きる場合も
原因
- 長時間同じ姿勢: パソコン作業やスマホの使用など
- 不良姿勢: 猫背や前かがみ
- ストレス: 筋肉の緊張を引き起こす
- 疲労: 肉体的・精神的な過労
- 冷え: 血行不良を悪化させる
診断方法
- 問診: 症状や生活習慣を詳しく聞く
- 身体診察: 筋肉の状態や動きの確認
- 画像検査: 異常がない場合にこの症候群と診断
治療方法
保存療法
- 安静、鎮痛剤や筋弛緩剤の使用
- 温熱療法、マッサージ、ストレッチ、整体
生活習慣の改善
- 正しい姿勢を意識する
- 適度な運動を取り入れる
- ストレス管理
- 身体を冷やさない
予防方法
- 同じ姿勢を長時間続けない(休憩とストレッチをこまめに)
- 良い姿勢を保つ時間を持つ
- 筋肉を柔らかく保つ運動をする
- ストレスをためず、リラックス時間を設ける
- 身体を冷やさない
- 自分に合った枕や寝具を使う
早めの対応が大切
症状が気になる場合は早めに相談しましょう。適切な診断と治療を受けることで、症状の悪化を防ぐことができます。
当院の施術の紹介
DRT
DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)とは
DRT(Double Hand Recoil Technique)は、背骨や身体のバランスを整えることで、自然治癒力を高め、症状を改善する施術方法です。特に背骨を軽く揺らすような刺激を加える「リコイル動作」が特徴で、痛みや負担を最小限に抑えながら効果的に体を調整することが可能です。
DRT(ダブルハンド・リコイル・テクニック)の3大指標として挙げられる 下腿三頭筋、僧帽筋、第2頸椎横突起の圧痛検査 は、体の状態を客観的に評価し、施術の効果を確認するための重要な検査です。以下にそれぞれの検査の目的と方法を詳しく説明します。
1. 下腿三頭筋の圧痛検査
目的:
下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)は、姿勢保持や全身のバランスに関与する筋肉です。この部分の圧痛を調べることで、全身の筋緊張や姿勢の歪み、血流の滞りを反映する指標として活用します。
検査方法:
- ベッドでうつ伏せの状態で確認します。
- 両側の下腿三頭筋を軽く押圧し、圧痛の有無や硬さを確認します。
- 施術の前後で痛みの強さや筋肉の緊張具合を比較します。
- 圧痛が強い場合は、筋肉が過剰に緊張している、または循環不良がある可能性があります。
施術後の変化:
施術後に圧痛が軽減している場合、筋肉の緊張が緩和され、体のバランスが整ってきていることを示します。
2. 僧帽筋の圧痛検査
目的:
僧帽筋は首、肩、背中にかけて広がる大きな筋肉で、ストレスや姿勢の影響を受けやすい部位です。ここに圧痛がある場合、首や肩のこり、体の歪みが関連している可能性があります。
検査方法:
- うつ伏せまたは座った状態で検査します。
- 僧帽筋の肩甲骨付近や肩上部を軽くつまみ、圧痛や硬さを確認します。
- 圧痛が強い場合、僧帽筋が緊張し血流が滞っている、または姿勢が悪化していることが考えられます。
施術後の変化:
施術後に圧痛が軽減した場合、血流が改善され、筋肉の過緊張が緩和された証拠となります。
3. 第2頸椎横突起の圧痛検査
目的:
第2頸椎(C2)は、頭部と首の動きに重要な役割を果たす部位で、全身のバランスにも影響を及ぼします。この部位の圧痛は、首周りの緊張や全身の問題を示す指標となります。
検査方法:
- うつ伏せまたは座位で検査します。
- 頸椎の横突起(左右の骨の突起部分)を指先で軽く押し、圧痛の有無を確認します。
- 圧痛が強い場合、頸椎の歪みや緊張、全身の血流や神経伝達の問題が疑われます。
施術後の変化:
施術後に圧痛が軽減することで、頸椎周辺の歪みが改善され、神経系や血流の回復が期待できます。
まとめ: 検査の意義
これらの3大指標を使用することで、患者の体の状態を定量的に評価できます。また、施術前後の変化を比較することで、施術の効果を明確に説明しやすくなります。
- 施術前: 圧痛が強い部分を確認し、体の不調の原因を特定。
- 施術後: 圧痛が軽減することで、改善の兆候を客観的に確認。
患者さまにとっても、これらの指標を共有することで自身の体の変化を実感しやすく、施術の効果が実感できます。
当院の一押し
スーパーテクトロン
「Super Techtron(スーパー・テクトロン)」は、主に整骨院やリハビリ施設で使用される電気刺激療法(電療)機器で、筋肉や神経に電気刺激を与えることでさまざまな効果を得られる医療機器です。
1. 痛みの緩和
- 電気刺激が神経に働きかけ、痛みの信号を遮断する「ゲートコントロール理論」の効果が期待されます。
- 特に肩こり、腰痛、関節痛など、慢性痛や急性痛の緩和に有効とされています。
2. 筋肉のリラクゼーション
- 電気刺激が筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで、筋肉の硬さを和らげる効果があります。
- 疲労が溜まった筋肉や、凝り固まった部位をリラックスさせます。
3. 血行促進
- 筋肉の収縮と弛緩を繰り返すことで、局所の血行が促進され、酸素や栄養素が患部に行き渡りやすくなります。
- 血流改善により、疲労物質(乳酸など)の排出を助け、回復を早めます。
4. 筋力の維持・向上
- 特にリハビリテーション分野では、弱っている筋肉を鍛えるために用いられます。
- 筋肉が自然に動かせない場合でも、電気刺激で筋収縮を促し、筋力を維持・回復する効果が期待されます。
5. 自律神経の調整
- 特定の電気刺激が副交感神経を優位にすることでリラックス効果を生み、ストレス軽減や睡眠の質向上を助ける場合があります。
6. 炎症の軽減
- 電気刺激により、局所的な炎症を軽減し、腫れや痛みの抑制に寄与します。
- 急性の捻挫や打撲などの治療にも活用されます。
7. 姿勢改善サポート
- 筋肉バランスの調整に役立つため、悪い姿勢による体の不調を改善する補助的な効果が期待されます。
スーパーテクトロンの特徴
スーパーテクトロンは他の一般的な電気刺激療法機器と比較して以下の点が特徴的です
- 深部到達性の高い中周波を使用し、体の奥深くの筋肉や神経にも効果を発揮。
- 刺激の波形が多様で、患者の症状や目的に合わせて痛みのない優しい刺激を提供可能。
- 筋肉の収縮を自然に誘発し、トレーニングやリハビリ用途にも応用できる。
適応する症状例
- 慢性の肩こりや腰痛
- 筋肉疲労やスポーツ後のリカバリー
- ぎっくり腰や捻挫などの急性期の痛み
- 手術後や運動不足による筋力低下
- 筋肉由来による神経症状
- 四十肩・五十肩、膝痛など関節の不調
店舗情報
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店舗名
- ヒロ整骨院
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代表
- 喜安 博文(きやす ひろふみ)
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住所
- 〒670-0072
兵庫県姫路市御立西2-1-28
パルレ御立103号
地図を見る -
営業時間
- 9:00〜19:00(水曜:午後は休み)
詳細はこちら -
休診日
- 日・祝日
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アクセス
- 御立郵便局から徒歩10秒
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TEL
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079-292-0548
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営業時間
ヒロ整骨院は 「 完全予約制 」 です。
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